すゞろなる記

すずろ【漫ろ】〈形動ナリ〉たいしたものではない。たわいもない。

真間山 弘法寺(ままさん ぐほうじ)の枝垂桜(千葉県市川市)

今週のお題「お花見」

樹齢400年を超えるという枝垂桜で、「伏姫桜(ふせひめざくら)」と呼ばれています。

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背後から撮影

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国府台(こうのだい)は、旧陸軍の施設が多い土地でした。

そのことが偲ばれる「国府台砲兵之碑」

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「砲兵の歌」の碑

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「碑文」

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国府台は明治以来皇軍練武の地にして就中軍の骨幹たる砲兵相継ぎ営を列ね戦力を競い数数戦場を往来して国府台砲兵の歴史と伝統を輝したる地なり 
然るに大東亜戦の終末と共に当時最新鋭を誇りたる機械化装備の砲兵も台上より其雄姿を消滅するに至り年と共に営址旧蹟悉く変貌忘却せられ今や追憶の縁さえ失われんとするに至る
我等生存有志相図りて茲に地を相し碑に刻し以て先士戦友の功業を讃え英霊を慰め国府台砲兵の名誉を永遠に伝えんとするものなり
 昭和四十六年四月
 野戦重砲兵第一聯隊
 野戦重砲兵第七聯隊
 野戦重砲兵第十七聯隊
 野戦重砲兵第十八聯隊 出身生存者一同
    元野戦重砲兵聯隊長 本田森造撰書」

昭和46年(西暦1971年)を遠いと感じるか、ごく最近と感じるか

ここ弘法寺には、松平大和守直基(なおもと、徳川家康の二男 松平(結城)秀康の子)とその夫人、ならびに母の墓標が建てられています。

付近の手児奈(てこな)霊堂の桜です。

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