すゞろなる記

すずろ【漫ろ】〈形動ナリ〉たいしたものではない。たわいもない。

神魂神社・下

本殿を右側から撮影

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参拝者は私とガイドの他に、スーツ姿の中年男性3人組でひっそりと静まっています。

御朱印をお願いした巫女さんに「今日は神在祭ですね?」とお話を伺おうとしましたところ、「はい。祭りと言っても、華やかなものではありませんが」と、にべもない返答。神様をお迎えしている最中なので、あまり物音を立てないように気を遣われているのかも知れません。

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本殿を左側から撮影。ガイドの説明によると、出雲国造の25代まではこの付近にお住まいになっており、その後今の出雲大社の辺りにお移りになったとか。この本殿の2倍の大きさで出雲大社の本殿を建てたとのことです。

スーツの3人組は本殿の方よりも、周りの木や碑の方に関心があるようです。神社関係の人なのでしょうか。

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本殿の左右に、このような摂社が並んでいます。

写真の左側は武勇社、右側は蛭子社です。ガイドが言うには、蛭子社のお社(やしろ)が建てられているのは非常に珍しく、他に祀られている神社は2~3社のみに限られるとのこと