すゞろなる記

すずろ【漫ろ】〈形動ナリ〉たいしたものではない。たわいもない。

青石畳通り

美保神社参道に、「青石畳通り」と書かれた看板が立てかけられた門があります。 

f:id:Aru-Kaishain:20190908204251j:plain

美保関周辺の海岸では、通称「青石」と呼ばれる緑色凝灰岩が取れるとのこと。
美保神社から仏谷寺に至る、青石が敷き詰められたこの小道に青石畳通りという名がつけられています。

f:id:Aru-Kaishain:20190908205310j:plain

もしかすると昔は海岸線に沿った道は無く、人々はこの青石畳通りを行き来していたのかも知れません。宿の古い玄関がこの通り側に向いていることが、その名残りのように感じました。

f:id:Aru-Kaishain:20190908210220j:plain

このような立て札が見られます。

f:id:Aru-Kaishain:20190908210343j:plain

徳富蘇峰の「探古徴今 長存勝蹟」の碑が建てられていました。

意味は

古きを探ね(たずね)、明らかになる今
長く(ひさしく)勝蹟に存る(とどまる)

ー 由緒ある歴史的景勝地を訪ね、
  目前にその歴史が明らかになる今、
  私はいつまでもそのすぐれた勝蹟(古跡)に留まり続ける

とのこと

9時52分発のコミュニティバスに乗るため、仏谷寺参詣は断念しました。