日銀の資金循環統計から、国債等の保有者割合をグラフにしてみる。
家計と企業の金融資産については、以下でグラフに起こしてみた。
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注)国債等は、「国庫短期証券」「国債・財投債」の合計であり、一般政府(中央政府)のほか、公的金融機関(財政融資資金)の発行分を含む。
「中央銀行(日銀)」が44.1%(540兆円)、続いて「保険・年金基金」が20.4%(250兆円)、「預金取扱機関」が14.2%(174兆円)であり、「海外」の保有率は13.2%(162兆円)となっている。
年間推移は以下のようになる。
2016年3月以降の「海外」の保有割合に着目すると、最も割合が少ないのが2016年6月の10.1%であり、最も高いのが2020年12月の13.4%であった。