2023-01-01 NHK新春能狂言から「小鍛冶」を見る 喜多流、喜多能楽堂 三条宗近と向こう鎚を打つ稲荷神の化身 向かって右の青い装束が三条宗近、左が稲荷神の化身。頭に狐の目印を付けている。 この演目から着想を得た、浅田次郎の「沙髙樓綺譚」(さこうろうきたん)という作品がある。 沙髙樓綺譚 目次 小鍛冶言及部分 平安の昔、ときの一条帝より太刀を急ぎ打てとの勅諚を賜った三条宗近が、童子に姿を変えた伏見稲荷の相鎚を得て、みごと一夜にして神剣「小狐丸」を打ち上げる、という物語でございます。